しっかり食べて風邪予防しよう!

当院では少しずつ落ち着いてきている様子のインフルエンザですが、全国的には過去最高の患者数となっており、さらに今年は2回目3回目の感染も注意されているようです。まだまだ寒暖差の大きい日が続いていますので、みなさん風邪予防の基本であるマスクの着用や手洗いうがい、加湿などでしっかり対策を続けましょう。

今回は<食事>での風邪予防を紹介させていただきます。
食事の基本はバランスの良い食事ですが、忙しくてなかなか難しい毎日・・・
そんな時は中でもたんぱく質とビタミンを特に多く摂るように心がけましょう。

★たんぱく質は喉や鼻の粘膜をつくるもとになります。
また、たんぱく質からアミノ酸を摂取することで抵抗力の強化に役立ちます。食材としては鶏のささ身や油あげ、納豆は手軽に食べられておすすめです。

★ビタミンはA・C・Eを取りましょう。
この3種類はいずれも活性酸素の働きを防ぐ抗酸化作用があり、こちらも免疫機能の低下を防いでくれます。
 ビタミンA:うなぎ、レバー、にんじん、かぼちゃ
 ビタミンC:果物や緑黄色野菜
 ビタミンE:かぼちゃ、アーモンド、鮭など
ビタミンAとEは脂溶性のため、炒めものなど油を使って調理をすると吸収率が高まります。

寒い冬は鍋が食べやすくなります。たくさんの野菜やきのこと一緒に上記の栄養もとって風邪に負けないようにして元気に過ごしましょう。



  • 2019.02.12
  • きはしクリニックブログ