日本とオーストラリアの考え方の違い①

 こんにちは、子どもたちの長い冬休みが終わり、やっと新学期が始まりました。
 日本は、夏休みに入るころですね。

 月末から、親戚と友人親子を合わせて3家族迎える予定なので、
 いまはみんなに楽しんでもらえるプランをいろいろと考えています。

 こちらでの生活も間もなく4か月が経つところですが、
 やはり私たち日本人とオーストラリア人の考え方の違いに直面することは多々あります。
 
 シンプルに言えば、
 日本人が几帳面なら、オーストラリア人はおおざっぱ。
 日本人が計画的で慎重なら、
 オーストラリア人は「とりあえずやってみて後のことは後で考えよう!」といった感じです。

 日本人は定年後の生活を考えて貯金をしますが、
 オーストラリア人はそんな何十年も先のことを心配しないので、あまり貯金をしないそうです。

 日本では、集団生活になじめない子は、無理やり皆と同じ型にはめられるか
 その集団から排除されてしまいますが、
 こちらでは、他の子と違うことが素晴らしい個性だとして認められ、ほめられます。

 学校で整列することも、運動会で行進することもありませんし、
 とにかく、自由。個が尊重されます。

 教育の仕方については、日本とオーストラリアとそれぞれ一長一短であると思いますが、
 のびのび育ってほしいと願うなら、こちらの教育はとても理想的であると思います。

 我が家の長男は、平日は現地校、土曜日は文科省管轄の日本語補習校に通っています。
 まさに、同時に日本とオーストラリアの教育を受けているのですが、
 考え方はまるで違います。

 算数でいえば、答えを求められるのが日本。
 答えにたどり着く過程を求められるのがオーストラリア。 

 こういう教育の差が積み重なれば、自然と考え方や発想も国によって特徴が違うはずですね。
 
 この、考え方の違いというテーマでは、いろいろとエピソードを交えて
 またこの場でご紹介したいと思います。

 目の色や肌の色が違うから物事の考え方も違うのではなく、
 受けてきた教育によって思考が導かれるということを実感する移住4か月目です。



日本の算数 式が決まっていて、答えを書くだけです

オーストラリアの算数 自分で答えが12になる式を考えられるだけ書いていきます

現地校と日本語補習校の宿題に追われています

長女が新体操のクイーンズランド州大会に出場しました。家族で応援です

雨の週末は、ショッピングセンターへ

行列は、寿司ロール店。日本食はオージーに大人気です

先日行ったビーチでは、手のひらサイズの魚がたくさん泳いでいました


  • 2016.07.19
  • Dr.DOGのオーストラリア留学報告